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2008年3月27日 (木)

手堅い試合(3/23 ナビ杯東京V戦)

 何か、プレミアのビッグ4対決を見たり、いざ書こうと思ったらココログのメンテナンス中だったりして、なかなか先日の東京V戦の感想が書けませんでした。昨日は昨日で頭に血がのぼっちゃいましたしね。

 という事で、遅ればせながら感想を書きます。

 <ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第2節 於 味の素スタジアム>

 清水エスパルス 0-0 東京ヴェルディ

 ヴェルディとは3年ぶりの対戦でした。ヴェルディといえばJリーグ初年度の頃の高い個人技を活かした華麗なサッカーをするという印象が強いのですが、3年ぶりにJ1の舞台に上がってきたこのチームは、上背のある船越を1トップに入れてそこに長いボールを当て、セカンドボールを拾ってゴリゴリ攻めてくるという、かつてのイメージとはかなり異なるサッカーをして来ました。守りもガツガツ当たってきましたし。やはり厳しいJ2を勝ち抜くためにはリアリズムに徹する必要があったのでしょうね。

 そんなヴェルディ相手に、エスパはかなり苦戦しました。相手がどんどんロングボールを入れてくるから、それに対応するために守備ラインがズルズル下がり、全体が間延びしてしまってなかなか攻めに転じる事ができませんでした。確かに相手の当たりは厳しかったし、おまけにこの日の主審がなかなかファウルをとってくれなかったためにそれがヴェルディに有利に働いたところはあるとは思いますが、それにしても全体が少し下がり過ぎた事と奪ったボールの処理が少し雑だった事は反省すべきかなと思います。

 ただ押されていたわりには、決定機は前半4回、後半2~3回くらいしか与えていない事、後半いくぶん持ち直してヴェルディより多い決定機を作っている事(4~5回)、厳しいアウェーでの試合をドローに持ち込めた事は評価していいと思っています。相手のシュートミスに助けられた面もありましたが、今季初めて相手を0点に抑えましたしね。後はいくつかあった決定的な場面で点がとれていれば良かったのですが、まだまだチームを作っている段階ですからぜいたくは言えないでしょう。最初こそつまずきましたが、2試合で監督を切ったチームとか外国人が出ていってしまったチームとか比べればまだ順調に来ている方と言えますからね。

 次の試合は日曜の大宮戦です。大宮もチーム状態は悪くなそうだし、元々苦手にしているチームなので苦戦すると思いますが、何とかホームでのリーグ戦初勝利をあげて欲しいと思います。

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