昨夜のカタール戦は朝早めに起きてビデオで見ました。といっても思っていた時間より起きるのが少し遅くなったので、ちょこちょこ早送りして見ましたけど。
まあ最後のPKの判定は不運だったかなと思います。とられてもしょうがないとも思っていますが。ただ結果そのものは不運でもなんでもなく、必然の負けだったと思います。
毎度思う事ですが、攻めがお粗末ですね。フィニッシュやラストパスの精度が低かったし、組み立てのところもまだまだ雑な気がします。組み立ての部分はボランチが総取替えになってしまった事が影響したのかもしれませんが、フィニッシュやラストパスの精度の問題は一朝一夕に解決できる話ではないだけに、チャンスの数自体をもっと増やしていく事を考えないとツラいでしょう。
ただ攻めの部分以上に残念だったのが試合運びの拙さですね。同点に追いつかれてから、勝ちに行くのか引き分けで良しとするのかが選手間で意思統一されず、混乱しているように見えました。そのためにボールをせっかく奪っても中途半端に攻めようとしては奪い返されて逆襲されるという繰り返し。あれではいつかは守りも崩れるというものです。
僕はこの試合は引き分けでOKと思っていました。だから試合後の本田の「勝ちにいった事は後悔していない」というコメントに対しては、「何青臭い事言ってんだ。そこまでのチームになってねーだろ、ボケ!」という類のセリフしか思い浮かびません。予選は負けたら「終わり」です。それを考えたらこんな考えなど出てこないと思うんですけどね。
これで残り2試合1つの勝ち点も落とせなくなりました。ただマスコミが騒ぐほど苦しくなったとも思っていません。カタールもそんなに強いチームではない感じだし、向こうが勝ち点を落とす可能性は結構あるでしょう。次のアウェーでのベトナム戦で何としても勝ち点3をもぎ取って(大量点とれ、とは言いません。たぶん無理だから。)、勝負を国立に持ち込んで欲しいと思います。
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