試合巧者(8/26 新潟戦)
日曜開催のナイトゲームでしたが、せっかく18時キックオフという新幹線の最終に間に合う時間にしてくれたので、日帰りで新潟へ行ってきました。
途中、長岡で途中下車して長岡小嶋屋本店でへぎそばを食べました。つなぎに付海苔を使う独特の作り方で、すごくコシのあるそばです。「わたのべさんならどういう評価をしたかな」などと思いつつ、美味しく頂きました。
試合はバックスタンドの一番上の方の席で観戦しました。去年狭っくるしいアウェーサポーター席で見て少々こりたし、おとなしくしていればそんなに危ない目にはあわないだろうと思っての事でしたが、試合前とかはまさにアウェーという雰囲気で「すごいな」と思いました。ただその新潟サポをシーンとさせる試合が見れたので、行った甲斐がありましたね。
<J1 第22節 於 東北電力ビックスワンスタジアム>
清水エスパルス 2-0 アルビレックス新潟
試合内容については、少なくとも前半は互角の好試合でした。新潟にも勝つチャンスはあったと思いますが、最後はチャンスを確実にモノにしたエスパが試合巧者ぶりを発揮しての勝利となりました。
まあ僕からするとエスパが試合巧者と言われるのは少々面映い気分なのですが、ここ3試合を見る限り確実に試合運びが上手くなっているなという気はしますね。この試合も、後半流れが来ているなと思った時間帯でセットプレーから点を取り、さらに新潟が攻めあぐねるのを尻目にカウンターの形から追加点を取っての勝利ですからね。過去試合運びの拙さから勝ち点を落とす事が多かったですから、このへんは喜ぶべき事かと思います。
で、勝因ですが、守備面の頑張りでしょうね。前半を見ていて、新潟はアグレッシブにボールを取りに来るし奪ったボールを奪った時のテンポで持って来られると怖い攻めをしますが、攻めのスピードを遅らせて守備組織をセットしてしまえばさほど怖くないなという感じがしました。で、エスパの守備ですが、前半こそ何回か危ないシーンは作られましたが前線、中盤からしっかり追い込んで相手の攻めの勢いを消す事ができていて、非常にいい守り方ができていたと思います。矢野、エジミウソンには青山、和道がしっかり対応して自由にさせなかったし、テルも相変わらず危険なスペースを埋めていました。後半は決定機を作らせていないし、満点に近い守備ができていたのではないかと思います。
ボールを奪ってからの攻めも効果的でしたね。前節ほどの迫力はありませんでしたが、どちらかというと新潟ペースだった前半も決定機を作っているし、攻撃陣は相変わらず好調を維持しているなと思いました。
で、何より良かったのが、イチが抜けた右SBの代役を岩下、戸田がしっかり埋めて余りある働きをしてくれた事でしょう。岩下は守備面で貢献してくれていたし、何よりこちらに流れが来ていた中で彼が取ってくれた先制点は大きかったと思います。また岩下に代わって入った戸田も非常にいいクロスを入れてくれたし、守備面はまだ慣れてはいないでしょうがしっかり役割を果たしてくれていました。イチの代役を務められる選手の不在が一番の不安材料だったのですが、彼らが結果を残してくれたというのはチームにとって大きいと思います。
これで4位浮上。休む間もなく水曜にホームに横浜FCを迎えます。監督が代わったばかりの相手というのは非常にやりにくいところがありますが、ホームですし何も考えずに攻撃面での自分達の良さを存分に出す事を考えればいいのではないかと思います。中2日でしんどいでしょうが、この勢いを途切れさせる事のないように頑張って欲しいと思います。
P.S ビックスワンの熱気はすごいものがありましたが、リードされているとはいえ後半30分あたりで帰るお客さんが出るあたり「ちょっとあきらめが早くない?」と思ってしまいました。まあ地域性かもしれませんが。
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コメント
YANAさん、こんにちは。
YANAさんからの速報ありがたかったです。
選手交代の件ですが、前々から健太は、得点したプレーヤーをわざわざ選んで代えているんではないかなぁって思うようなところがあって、今回も岩下交代かよって思っていたんですが、確かに、得点した時に足がつってしまっていたみたいでしたね。
ところで、わたのべさんの代わりに一言コメントを
”へぎそばは、大人数で食べなきゃ面白くない”
為麻呂@7年間の新潟生活あり でした。
投稿: 為麻呂 | 2007年8月30日 (木) 21時12分