消化不良の再開初戦(8/11 大宮戦)
この日からJリーグが再開。韓国遠征では3連敗したものの得たものも大きかったようで、そうしたオフ期間中の調整の成果を見せて欲しかったのですが、なんとも評価のしずらい結果となってしまいました。
<J1 第19節 於 日本平スタジアム>
清水エスパルス 2-2 大宮アルディージャ
トータルの内容は悪くはありませんでした。また2度リードを許しながら追いついての引き分けというのは評価していいとは思います。
ただ、大宮サポには悪いですが、「取りこぼし」という印象は拭えません。
立ち上がりが悪かったのが苦戦の原因でしょうね。1失点目は相手のキックが良かった事もあるでしょうが、きっちりケアしていれば防げた点ではないかと思います。また2失点目はデニス・マルケスに対する対応が甘かった事によるもの。前半は失点の場面以外でも仕事をさせているし、いくらデータの少ない相手といってもちょっと対応に苦労しすぎだろうという気がしました。後半は相手に決定機を許さなかっただけに、前半の守備のモタつきは残念でした。
攻撃に関しては流れの中から取るべき人が取っているし、全体にバランスのとれた攻めができていたと思います。あとはちゃんとチャンスをモノにできていれば勝てた試合だったのですが、ちょっと決定力が足りませんでしたね。特にあれだけセットプレーをもらいながら1点も取れなかったというのはちょっと問題でしょう。この日の大宮はセットプレーのマークが緩くチャンスはあっただけに、そこで点をとれなかったというのは課題だと思います。また柏戦に比べるとパスをまわすテンポが少し遅かったのも少し気になりました。
最初にも書きましたように、2度リードを許しながら引き分けに持ち込んだ事は評価していいと思っています。ただ勝ち越すチャンスがありながら勝ちきれなかった事やつまらない形で失点を許している事を見る限り、前半戦から進歩が見られないと思われても仕方ないでしょう。まあ再開初戦ですから評価するには早いので、次戦以降に少しでも進歩の跡を見せてくれる事を期待したいと思います。
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