代表ベトナム戦
これまでの2試合とうってかわって満員の観衆の中で行われた昨日のベトナム戦。気温38度という我々からすると信じられない気候の中で行われましたが、先制されはしたもののほぼ危なげない戦いができていたのではないかと思います。
UAE戦と比べると全体の動きは鈍かった気はしますが、38度という暑さの中では致し方ないところでしょう。むしろ無駄な体力を消耗させずにボールを動かす効率的な戦い方ができていたと思います。得点の場面などは、リスクを避けてボールをまわしながら要所でスピードアップしてチャンスを作り出すといういい形ができていました。あのあたりはこの暑さの中で少しずつ自分達の良さを出せるようになってきた証左ではないかなと思います。
課題は1失点した事でしょうが、あれもアンラッキーな形だったからさして気にする事はないでしょう。ただ不満はあります。後半15分で既に3点差があったのですから、これまで出番のなかった選手を使って暑さに慣れさせる事もできたはず。にも関わらずこの日交代で出たのは羽生、水野、佐藤寿で、初めてゲームに出たのは佐藤寿だけでした。ちょっと選手交代が固定化しすぎているんじゃないかなという気がするんですけどね。
まあ今書いた不満は重箱の隅をつつくようなものかなと思いますし、全体としてはいい流れで来ているとは思います。これで1位で決勝トーナメントに進んだわけですが、いきなり緒戦にオーストラリアとあたる事となりました。暑さに参りがちとはいえパワーは健在でしょうから、かなりハードな戦いになるでしょう。ただ去年悔しい思いをしているだけに、何とかそれを晴らして欲しいですね。
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