またも・・・(11/11 大宮戦)
先週とはうって変わって、雨の日本平へ行ってきました。天候が悪かったせいなのでしょうが、観客が9,000人とさびしかったですね。
試合の方も何とも整理のつかない試合となってしまいました。試合後は、どうこの気持ちにおさまりをつけたら、という気分でしたね。
<J1 第30節 於 日本平スタジアム>
清水エスパルス 1-1 大宮アルディージャ
まずこの試合は審判に触れないわけにはいきません。以前から悪評の高い東城氏が主審だったわけですが、見事に試合をぶち壊してくれました。判定基準が不明瞭だった事もさる事ながら、一番酷かったのは「流す、という事を知らんのか!」と思ってしまう笛を再三にわたって吹いた事。別の試合では同じチームから2人退場させたのもいたみたいだし、ああいう人が大威張りで笛を吹いているようではJの審判レベルも全然駄目だな、と思いましたね。
ただ「審判のせいで引き分けた」とは思いません。まず岩下は場所と相手の体勢を考えたらむやみに行く場面ではなかっただけに、軽率だと言われてもしょうがないでしょう。またマルキーニョスのシミュレーションととられたプレーも、自分が1枚もらっている事を考えれば軽率だと言えるでしょう(ただ1枚目は「何でイエロー?」と思うプレーでしたけどね)。
また試合内容からしても1-1は妥当な結果だったと思います。前半からどちらかというと押し気味だったのは大宮でした。相手FWの飛び出しに悩まされて思うようにラインを上げられなかったし、攻めでは右サイドを久保山に代えたものの機能不全状態で、加えて枝村が前半の早い時間帯で捻挫してしまったようで、思うように攻めを組み立てられませんでした。それでも少ないチャンスを活かして1点をもぎとったものの、後半は立ち上がりから大宮が圧力をかけてきて、それに対してこちらはミスを連発し、その悪い流れの中でPKから失点。さらにマルキーニョスが退場となって数的不利となってからは防戦一方となってしまいました。
ただそんな中で西部を中心にした守備陣が体を張った守りを見せて引き分けに持ち込んだ事は評価できると思います。特に西部は特筆ものでした。また数的不利になりながらも太田、矢島を投入して何とか勝とうとした姿勢も評価できると思います。特に矢島が入ってからは流れを変える事ができました。もちろん満足のできるものではないけれど、今季初めて退場者を出すという逆境の中で何とか勝とうとしてみせた姿勢は、次につながるものではないかと思います。
次はアウェーで横浜戦。マルキーニョスは出場停止で、おまけに枝村が全治10日でおそらく出場は難しいでしょう。まさに野戦病院のような状態で、しかも下からは磐田、鹿島の足跡がヒタヒタ迫っています。苦しいとしか言いようのない状態ですが、残り4試合ですからチーム全体で踏ん張って欲しいです。
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