一日遅れでかつ試合当日のUPになってすみません。昨季限りでエスパルスを退団していた権田選手が、ハンガリーのデブレツェニVSCに加入する事が発表されました。
嬉しいですし、素直に応援したいですね。エスパルスを退団して以降、欧州へ移籍すると公言し、移籍先を探していたもののなかなか決まらない状態でしたが、公言した通りに欧州のクラブへの移籍を勝ち取ったのですから。意思が強いなぁと感心するばかりです。
ハンガリーリーグの現在のレベルは正直よくわかりません。ハンガリー代表は、1950年代はメチャクチャ強くて「マジック マジャール」と呼ばれました。1953年にイングランドと親善試合を行って、アウェーでは6-3、ホームでは7-1と大勝したほどで、1954年のW杯でも、決勝で西ドイツに敗れたものの準優勝しています。が、1956年にハンガリー動乱が起きて、それによりプスカシュら主力選手が西側諸国に亡命してしまったために弱体化し、その後はW杯には出場出来ていません。が、最近はリバプールのソボスライ、ボーンマスのケルケズ、ライプツィヒのグラーチ、オルバンなどといった好選手を輩出するようになり、EUROの方には2016年から3大会連続で本大会に出場しています。2024年のEUROに出場したハンガリー代表には国内でプレーする選手もいます。
で、権田選手が加入したデブレツェニVSCですが、12チーム中11位で降格圏に沈んでいます。このチームを1部に残留させるのが権田選手のミッションとなります。このミッションを達成出来ないと権田選手の3度目の欧州挑戦も終わってしまう可能性があります。厳しいミッションですが10位との勝ち点差はわずか1点ですから、彼がGKとして失点を許さない事で勝ち点を少しでも積み上げる事が出来ればミッションを達成する可能性は十分あります。頑張って欲しいですね。
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