2024年11月 7日 (木)

我慢強く戦っての勝利(11/3 いわき戦)

 改めていわき戦のレビューを書きます。前日は静岡地方は相当な雨が降りましたが、試合当日にはすっかり上がって気温もちょうど良いサッカー観戦日和となりました。

 で、この試合にあたっての僕の面持ちは基本的にはいつものリーグ戦という感じでした。前節の栃木戦は前日の夜なかなか寝付けなかったし当日もドキドキしながらスタジアムに向かいました。その前の山形戦もそんな感じでしたね。ただいわき戦に関しては勿論重要性は認識していたものの緊張感までは感じませんでした。でもゴール裏サポの方々はもの凄く気合が入っていたみたいで、ビジター席以外の全てを橙、青、白の三色に染めたコレオを企画・実行して下さいました。この企画力と実行力には頭が下がるばかりです。僕もせめてこの企画が成功するよう協力しなければと思って、選手の記念撮影が終わるまで白のシートを掲げ続けました。(それに夢中で写真を撮れませんでしたがw。)

<明治安田J2リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

 エスパルス 1ー0 いわきFC

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2024年11月 4日 (月)

J2優勝しました

 ご存じの通り、昨日(11/3)のアイスタ日本平での試合でエスパルスがいわきを破り、同時刻に行われた試合で横浜FCが引き分けに終わったため、エスパルスがJ2リーグ優勝を決めました。試合のレビューは別途UPするとして、もう速報とは程遠いのですが(汗)優勝の瞬間とその後のセレモニーを見させて頂いての感想を書きます。

 エスパのタイトル獲得は2002年のスーパーカップ以来。3大タイトルに限れば2002年元旦に行われた天皇杯以来で22年ぶりです。この時以来カップ戦であと一歩のところまで来ながら勝てない時期が続き、2012年のナビスコ杯の後からはカップファイナリストにもなれなくなりました。それを思うと今回優勝出来たというのは感慨深いですね。しかも昨季本当に悔しいシーズンの終わり方をしてたわけで、そこから這い上がるべく「チャンピオンになってJ1に上がる」と秋葉監督が言い続け、選手達もクラブもその目標を共有して1年間戦ってきた結果掴んだものですから。これは素直に「おめでとう!よくやった!」と称えてあげたいです。

 「来年の事を考えると素直に喜べないよ」という方もいるかもしれません。ただ、身も蓋もない言い方ですけど、J2から這い上がって来季J1で戦う僕達含む3クラブは普通に考えて「降格候補」ですよ(汗)。前回J2から昇格して臨んだ2017年も苦しみましたから、そんな事はわかってるつもりです。ただ1年間リーグ戦を戦って勝ち点79(第37節時点)を積み上げて優勝を成し遂げた経験は、エスパに大きな自信をもたらしました。それを糧に来季戦ってくれる事を期待しているだけでも今はいいんじゃないかなと思います。

 まだ1試合あります。今季のチームを見られるのもこの1試合限りです。その1試合を何のプレッシャーもなく観られる事は久しぶりですから、まずはそれを楽しみましょう。そして裏で血反吐を吐くようなプレッシャーの中で行われる試合とその後のJ2昇格プレーオフを中立的な立場で楽しみましょう。(とはいえ最終戦も勝って欲しいですけどね。また昔の話になるけど1999年の2nd Stage優勝を横国で決めた後の最終戦は柏に1-2で負けた時はしらーっとなっちゃいましたからね。その後のセレモニーは盛り上がりましたけど。)

 改めまして、エスパルスの選手、スタッフ、関係者の皆様、優勝おめでとうございます!

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2024年11月 2日 (土)

2025年新加入選手内定その2

 もう明日(11/3)は試合なのですが、一昨日のニュースからもう1つ。

 〇加入内定

  佐々木 智太郎(GK 昌平高校)

 来季の新加入が内定したとして、昌平高校の佐々木智太郎選手の加入が発表されました。秋田県出身ですがその後関東に引っ越したみたいで、ジュニア時代は東京のFC85オールスターズ、Jr.ユース時代は埼玉県のFC LAVIDAに所属。その後昌平高校に進み、昨年冬の選手権ベスト8、今夏のインターハイ初優勝に貢献した188cmの長身GKです。またU17日本代表にも選ばれているみたいで、この世代では最高レベルのGKの一人との事です。

 持ち味は188cmの長身を活かしたセービングとの事。エスパには9月に練習に参加したみたいで、その様子を見てクラブが獲得に踏み切り、佐々木選手が他クラブからのオファーもあった中でウチを選んでくれたそうです。その決め手は権田や沖といったGK陣のレベルの高さだそうで、練習参加中に権田などからアドバイスを貰ったのを受けて、「ここなら自分を成長させる事が出来る」と考えてくれたみたいです。GKは他にも梅田とかがいて競争が大変ですが、常に向上心を持ち続けてくれれば花を咲かせる事が出来ると思うので、頑張って欲しいです。

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2024年11月 1日 (金)

伊東輝悦選手 引退

 1日遅れの話になりますが、現在沼津に所属している伊東輝悦選手が今季限りで現役を引退する事が発表されました。

 伊東輝悦選手 現役引退のお知らせ(沼津クラブ公式HP)

 ビックリしました。まあ50歳なので致し方ないですが、残念だし寂しいとも感じます。高校時代の「テルドーナ」と呼ばれた頃のFWとしてプレーは見た事はないものの、1993年のJリーグ開幕の年に東海大一からエスパルスに入って、その時からずっと見てきた選手ですから。1~2年目は出場機会が得られませんでしたが宮本監督時代の3年目に頭角を表して44試合に出場。この時期にFWからボランチに転向して(ウィキによると当時の五輪代表監督の西野さんの勧めだったとか)、アルディレスが監督に就任した1996年からはサントスや大榎とボランチでコンビを組んで中盤の軸となり、1999年の2nd Stage優勝に大きく貢献しました。その後も2004年、2005年とあわや降格という時期も、2006年から2010年までの枝村や山本真希、本田らが躍動して上位で戦った時期もエスパルスの中盤を支え続けてくれました。それだけにお別れの仕方が拙かったのはクラブの失態だったと今でも思ってます。その後も甲府、長野、秋田、そして沼津と計5クラブを渡り歩き、リーグ戦560試合に出場したというのは本当に凄いです。確か今季カップ戦で出場していたと記憶しています。またA代表としても27試合に出場してますし、エスパルスのレジェンドである事は勿論、Jリーグ、更には日本サッカー界のレジェンドといっても過言ではないと思います。

 ボランチとしてのプレーを観た回数が圧倒的に多いので、ボランチとしての絶妙なポジショニングとボール奪取力ばかりが印象に残っていて、印象に残るゴールというのが思い浮かばないのが申し訳ないのですが(汗)、時折見せるドリブルのキレは凄かったです。あとゴールではないですが、1999年の2nd Stage優勝を決めた試合で決勝ゴールを決めた安永にパスを出したのがテルだったと記憶してます。それから代表絡みではマイアミの奇跡と言われた決勝ゴールをあげる人が多いでしょうけど、僕はそのアトランタ五輪行きを決めた最終予選準決勝のサウジ戦での2点目のアシストの方が印象に残ってます。サウジ最終ラインのウラで前園からパスを貰って、殆どノールックで左の前園が入ってくるであろうスペースに出したパスは本当に絶妙でした。寡黙でプレーも地味な印象があるのですが時折プレーで物凄い主張をしてくれる選手だったなと思います。今後の事は全く考えてないとの事ですが、彼がサッカーから離れて別の仕事に就くのは想像できないので、たぶん何らかの形でサッカーに関わるのではないかと思います。引退後のご活躍に期待するとともに、まずは心から「お疲れ様でした」とお伝えしたいです。

 とはいえ、所属する沼津が現在4位にいてJ2昇格の可能性があり、ご本人も「それに向けて集中したい」との事なので、まずは沼津をJ2に昇格させるべく残り試合頑張って欲しいです。

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2024年10月31日 (木)

We are back(10/27 栃木戦)

 先週日曜(10/27)、アウェイでの栃木戦を観にカンセキスタジアムとちぎに行って来ました。入場者数約1万6千人というのはクラブ新記録との事。実際、人が多かったです。6千人もの人が集まったといわれるエスパサポの人数も多かったですが、栃木を応援する人達の数も多くて、僕が座っていたメインスタンド2階席のアウェイ寄りのエリアにも栃木に声援を送る人が結構いたし、ゴール裏サポは選手バスがスタジアムに入るのを待っていてチャントを歌っていたし、選手入場時には旗を使ったコレオも行うなど相当気合が入っていました。負けたら降格が決まる恐れがあったわけですから栃木サポも必死ですよね。

 試合は1-0でエスパルスが勝利し、J1昇格一番乗りを果たしました。ウチにとっては復帰ですけどね。本当にホッとしましたし、選手達が喜びを表す姿を見て本当に良かったと感じました。一方で栃木はJ3降格が決定。実はスタジアムを出るまでこの事実を知らなかったので、それを知った時はちょっとハシャギ過ぎた?とか思いました。勝負の世界なので仕方がないのですが、残酷ですね。

<明治安田J2リーグ 於 カンセキスタジアムとちぎ>

 エスパルス 1ー0 栃木SC

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2024年10月25日 (金)

ユース 昇格プレーオフ出場権獲得!

 山形戦の記事のアップが遅れたために、表題の話をするのがすっかり遅くなってしまいました。

 山形戦と同じ10/20にプリンスリーグ東海のエスパルスユースと浜名高との試合が行われ、エスパルスユースが4-1で勝ちました。12分に先制点を奪い、その後も着実に得点を重ね、アディショナルタイムに1失点を許したものの快勝といっていい試合だったようです。ユースはこれで10連勝となりました。

 これを受けての順位表は以下の通りです。

20241025-124806

 JFA公式HPより⇒リンク

 磐田U-18の試合が11/16に行われる予定で、そこで試合数が揃う事になります。磐田U-18がその試合で勝てば勝ち点が34となります。で、第17節に2位を争っている藤枝明誠と磐田U-18との直接対決が予定されており、それを考慮すると最終節でエスパルスユースを順位で追い越す可能性があるのは1チームだけなので、エスパルスユースが2位以内を確定させプレミアリーグ昇格プレーオフへの出場権を獲得しました。

 今季も開幕から6節までの時点で3勝3敗と決して滑り出しは良くなかったのですが、そこからよく立て直して10連勝出来たなぁと思います。プレーオフは全国から16チームが参加しますが、昇格出来るのは4チームだけという狭き門です。他地域のリーグ戦を見ると関東からは東京Vユース、横浜FMユース、浦和ユースが、関西から京都U-18、G大阪ユースといった錚々たるメンバーが来そうですし、昨季のプレーオフ緒戦でエスパユースに勝った仙台ユースも上がって来そうです。組み合わせ次第の部分もありますが厳しい戦いになるのは間違いないでしょう。12月の昇格プレーオフに向けて更にチーム力を上げて欲しいです。

 プリンスリーグ東海は高体連の選手権予選があるため、1か月ほど中断します。エスパルスユースは11/23にアイスタ日本平で藤枝東高戦、11/30にゆめりあで磐田U-18戦が残っています。せっかく優勝できそうなところまで来ましたし、昇格プレーオフに向けて勢いを付ける意味でも是非2試合とも勝って欲しいですね。

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2024年10月24日 (木)

悔しい逆転負け(10/20 山形戦)

  先週日曜(10/20)はホーム・アイスタ日本平での山形戦でした。アイスタ日本平での試合は約1か月ぶりで、好調の山形が相手という事もあってか、チケットは昨季の最終戦以来の完売。そこへあと1つ勝てばJ1復帰を決める事が出来、更に前日に横浜FCが敗れたため勝てば再び首位に立てるという様々な条件が重なって、アイスタ日本平には1万8千人もの観客が訪れました。試合前の雰囲気は最高でしたね。

 試合は75分にエース北川のゴールで先制しながらの逆転負け。リーグ戦でのホームでの無敗記録、先制した時は全勝という記録の両方が崩れるという最悪の結果となりました。先制した時は「いける!」と思ったのですが、甘かったですね。

<明治安田J2リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

 エスパルス 1ー2 モンテディオ山形

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2024年10月15日 (火)

ユース 昇格プレーオフ進出へ王手

 先週土曜(10/12)にエスパルスユースの試合が行われたのに更新がちょっと遅れてしまいました。

 10/12に三保で行われたエスパルスユースと藤枝明誠との試合は2-0でエスパルスユースが勝利し、これでプリンスリーグ東海で9連勝となりました。試合はどちらかというと藤枝明誠の方がペースを握っていて、ユースは押され気味だったそうですが、それでも12分に針生のゴールで先制し、後半も藤枝明誠優勢で推移したものの68分に針生が追加点をあげ(これがユースの後半唯一のシュートだった模様)、そのまま藤枝明誠の攻勢を凌ぎ切って勝利しました。

 この結果を受けてのプリンスリーグ東海の順位表は以下の通りです。

20241015

 JFA公式HPより⇒リンク

 同じ日に行われた試合で、2位の磐田U-18が藤枝東に敗れたため、2位との勝ち点差は5に広がりました。また、実はプリンス東海からプレミアリーグ昇格プレーオフへ出場する枠は2つに増えました。現時点で3位の藤枝明誠との勝ち点差は5あり、繰り返しになりますが2位の磐田U-18との勝ち点差も同じく5です。で、この2チームは直接対決を残しているため、10/20に行われる浜名との試合でユースが勝てば昇格プレーオフへの出場条件となる2位以内が確定します。勿論ここまで勢いを持ってきたからにはプリンス東海の優勝も勝ち取りたいですが、まずは今季の最終目標であるプレミアリーグ復帰への第一関門を突破する事になるので、是非とも勝って欲しいです。

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2024年10月10日 (木)

ユースは8連勝で首位浮上

 久しぶりにユースの話題を。7月中旬で一旦中断していたプリンスリーグ東海は9月から再開しています。エスパルスユースは中断前まで3連勝していましたが、中断明けも順調に勝ち星を重ね、4試合を消化して4連勝、中断前から数えると7連勝していました。

 10/5には浜松で浜松開誠館と対戦。前半は一度ゴールネットを揺らされながらオフサイドに救われたもののなかなか厳しい展開だったようですが、後半、56分に土居の直接FKで先制。66分に一旦同点にされたものの3分後に田代のゴールで勝ち越し。更に82分にカウンターから土居がダメ押し点となる3点目(自身2点目)を奪い、3-1で勝利。これで8連勝となりました。

 この時点での順位は以下の通りです。

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 ※JFA公式HPより⇒リンク

 第14節まで首位だった磐田U-18が静岡学園2ndに敗れたため、エスパルスユースが首位に立ちました。残りは4試合。最終節にアウェイでの磐田U-18との対戦が控えており、他にも藤枝明誠、藤枝東といった藤枝の強豪との対戦を残しているのでむしろこれからが大変だと思いますが、何としても4試合とも勝ってプレミアリーグへの昇格プレーオフへの切符を掴んで欲しいです。

 で、次のエスパルスユースの試合は土曜日(10/12)。14時半から三保グラウンドで藤枝明誠と対戦します。今週末はトップチームの試合がありませんので、観に行ける方はぜひ観に行って頂ければと思います。(僕は水戸遠征の疲れが抜けないので厳しいのですが・・・)

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2024年10月 9日 (水)

まだまだ甘い(10/6 水戸戦)

 先週末はアウェイでの水戸戦でした。もともと「昨季の悔しさを晴らすんだ!」と思っていたサポも多かったでしょうし、そこへ他会場の結果によっては昇格が決まるかもという新たなモチベーションが出来たため、試合が行われたケーズデンキスタジアムには大勢のエスパサポが訪れました。

 試合は2-2のドロー。同時刻に行われた試合で長崎が勝った事もあって、今節での昇格はなりませんでした。内容についても時間帯によって様々な顔が見られるという感じでしたし、「まだまだ甘いなぁ」と思わされる試合でした。

<明治安田J2リーグ 於 ケーズデンキスタジアム水戸>

 エスパルス 2ー2 水戸ホーリーホック

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